脱線商店のこまごま工作室
どんどんと横道へそれていきますので、脱線した工作品をまとめるページを新設しました、完成するモノ
そのまま放置されるモノ、いろいろですがお暇つぶしにでも楽しんで頂ければ幸いです。
開始は2018年1月27日です

 まずは現在一番気合の入っているドラム缶
 画像のモノはドラゴン社の金属製ドラム缶
 とそのラックです
 こちらが見本になります。
 これをたくさん欲しかったので、中国の
 鉄工所や国内の金属加工屋さんに
 当たりましたが、すべて門前払い(笑)
 ちくしょ〜作ってくれないなら
 自分でやるしかないぞ!
 まずは上蓋の部分は自分でできないので
 シリコ―ン型取りでレジンキャスト複製
 一面型で裏側はヘロヘロです
 これの直径を計って、×3.14(3ではないぞ
 そして高さを計ってプラ板を切り出します
 くるくる〜と巻いて内側にのりしろの
 プラ板をくっつけて…円柱を作りました
 その円柱にリブとしてハーフラウンド
(半円)の
 プラ棒をクルクル〜と巻き付けていきます
 接着は流し込みタイプです
 ご覧のようにプラ板の貼り合わせ部分は
 きっちりと円柱にはなりませんが
 見えない後方に回せば些細なことだ
 これを上下に2本ずつ巻き付けますが…
 この半円のプラ棒ってすごく高い
 接着剤はドンドンはみ出しますが
 サーフェイサーを厚く吹きますし
 汚しも入れるから、気にしない
 
 なぜだかドイツ軍のモノにはリブとリブの
 間にゴムか何かが巻いてあります
 転がす際のタイヤの代わりにするのかな?
 ゴム板を買ってきて棒状に切り出して
 貼り付けていきます(瞬間接着剤)
 
 そうこうしてゴムも巻き付けて
 蓋と底ふたも接着しました
 素材の色が違うのが気になって仕方ない
 早くサーフェイサー吹かないと…
 リブ周りが完成しますと、イイじゃん!
 どう見てもドラム缶にしか見えない。
 サーフェイサーの厚吹きで接着剤の
 はみだしも付いた指紋も消えちゃた
 両端にはふたを、かしめた風に細い
 プラ棒を巻きました
 同じような写真を一杯撮ってしまいました
 金属板ならペコペコと凹ませますが
 プラ板ですから凹ますのは怖いです
 接着したリブなんかが、そのへこみに
 追従してくれるか?あるいは接着が
 はがれて悲しい思いをするか…
 やめとこ
 わ〜い!いっぱい出来た!
 あとはふたの部分の量産があります…
 蓋のような小さなパーツを量産するのに
 またシリコンやキャストを引っ張り出すのは
 ちょっと勇気が要るんですよね〜

 簡単にカタドリ君やおゆまるで誤魔化すか?
 給油所のジオラマもできますね
 ダークイエローやジャーマングレーで
 塗装して油で汚すのが楽しみですが
 それも、ふたができてからですね
 さぁ…どうですかお客さん!
 目立つ円柱の継ぎ目には油で汚した
 ウエスでもぶら下げれば
 知らん顔できますよ(笑)
 これでドラム缶作りのノウハウを
 得ましたので、次はもう少し簡単な
 一般的なドラム缶(リブが2本の)を
 作ってみたいと思います

 
ここまで2018年1月27日 
 オイルポンプに色を塗ってみました。
 汚し塗装をしてハンドル部分を
 木製調に塗装すれば完成です。
 バリ取りや成形に半日を掛けましたが
 完全に表面処理はできませんでした。
 でもこのぐらいのパーツなら…
 これはこれで良しとします。
 完全なモノを求めるならナット類は
 削り取り、部品を作り変える覚悟が必要。
 …だったら最初からフルスクラッチですな
 画像のゴムホースを付けてヤフオク出品中
 売れないのは想定内です(笑)
 全体に塗装とウェザリング加工も施しました
 武器などと違って結構雑に扱われるのでは
 ないかとかなりきつめに汚しています
 油が付いているのでさびは控えめです

 ゴムホースは真っ黒でしたので軍隊風に
 グリーン系に塗装してから、もみもみして
 剥がしています。
 昔だったら、こんなモノにも需要が多くあり
 売り出すと、即完売!でしたが
 もうこういったアクセサリーまで
 欲しくなっちゃうヘヴィーコレクターは
 居られなくなったのでしょうかね(寂)

 これにドラム缶・ジェリカンをセットに
 して飾っていた時代が懐かしいです。
 ドラム缶に色塗りをしました
 サーフェイサーを吹いたモノに
 まずはシャドー風に黒い色を塗ってから
 それぞれの色に塗り分けます

 一番左はタミヤのジャーマングレー
 奥真ん中2本はシャドー吹き状態
 奥右はガイアのデュンケルゲルブ2番
 中央はタミヤのフィールドグレー
 右端はガイアのシュバルツグラウ
 どれが売れ筋かな?
 見慣れたタミヤのジャーマングレーです
 油汚しが似合いそうです
 (シャドー部分を残しすぎかな)
 シャドー吹き状態のモノ
 塗色はまだ決めかねています
 しかしドラム缶と言えども1/6スケール
 塗料がどんどん減ります

 
ここまで2018年1月28日の工程でした
 ひどい目に合いながらも複製した
 キャップパーツ(聞くも涙の物語)
 上はジャーマングレー版
 下はサーフェイサー状態
 ふたができたから、ようやく完成…
 1週間ほど掛かった…
 ドラゴンさん、もう作っちゃだめよ
 凄く材料費がかさみましたから…
 プラスティック製だけど、そこそこは
 強度もあります
 しかし使用感(ペコ付き)は無理かも
 怖いからやってないけど

 それと上部と胴部のキャップは本来なら
 一直線状に並ぶのが正しい…
 接着するとき歪みました…
 この部分のみ型取り複製しました
 こんな浮き文字、個人じゃできないよね
 胴部のキャップは接着しています
 可動にするにはリスクが大きすぎます
 ここには油汚れが必要ですね
 ぜひともヤフオクで購入して
 仕上げてやってください
(合わせて原価回収にもご協力を…)
 私は馬鹿が付くほどに正直者ですので
 あえてアラや不具合点も示すんです
 リブを巻くときに寸法違いや収縮が
 起きています
 見えない方に置いたら問題ないでしょ
 気になる方は、パテでも盛って隠して下さい
 上面にも接着部位が見えます
 正直でしょ(笑)
 ここは油汚れしたウエスでも追加したら
 問題ないでしょ
 さぁ如何でしたでしょうか?
 今や売っていない1/6スケールドラム缶
 買うしかないっしょ!
 個人加工品ゆえ経年変化や接着外れなど
 起こる可能性もありますけどね
 このラックも一緒に買ってもらえば
 我が家としては、とても助かります(笑)

 さてさて、ドイツ軍版はリブなどが多くて
 原価は高騰しますし、加工手間も多いです
 次は一般的なモノ、米軍版とも言えるモノを 作ってみたいと思います
 派生品として野戦ストーブなんかも
 面白そうですね
 電飾を仕込んだりして(ふふふ〜ん)

 
ここまで2018年2月1日の工程でした
 一般的なダークイエロータイプ
 汚しが似合いそうな色合いです
 イエロー用のラックも作りました
 新展開!・・・ではありませんが
 いつ作ったのかも、もう忘れましたが
 1/6スケール食品シリーズ(笑)
 第1弾!1/6スケール・ジャガイモ
 たぶんフィールドキッチンが
 発売された頃でしょう
 色塗り前のジャガイモたち
 いい歳をした、おっさんが紙粘土を
 丸めている姿は、子供たちに
 どのように映っていたのでしょうね(笑)
 この袋に詰めて売り出すつもりだった
 ように記憶していますが
 袋が大きすぎて、イモの数が足りません
 またいつかやります。
 一緒に見つかった企画書にはほかに
 生たまご・目玉焼き・パンなどが
 ラインナップされていました。

 
ここまで2018年2月2日の工程でした
 週末に特急で作りました米軍タイプ
 作り方は一緒なので”割愛”
 リブの本数も少なくてコスパが良い
 さすがに合理的な作りは Made in USA!
 このように星印がマーキングされたか
 どうかは知りませんが、インスタ映えならぬ
 模型映えをねらったものです

 まだ、ふたのキャップを作っていません
 私が知っているドラム缶には大小の
 キャップが付いていたので、そうしようかな
 このマーキングをしていて疑問がわいた
 星印のマーキングですが
 右2本のように”星だけ”のモノと
 ”星が円に囲まれている”モノがシャーマン
 などに見られますが、この使い分けは
 どうなっているんでしょうか?
 わかる方がいらっしゃいましたら
 ぜひご教示くださいませ。
 家人は円付きの方がカッコいいと…
 かっこよさだけでも良いけど
 知っていた方が良いこともあるし
 ここのリブの表現…円柱に半円プラ棒を
 巻いただけですが…リアルさを言うと
 その段差をパテでならした方が、よりリアル
 一度試作でやったのですけど手間が掛かって
 コスパが悪い…しかもプラ板が薄いので
 ポリパテの揮発成分に侵されて歪むことが
 ありました
 エポパテならましかも…でも成形に余計に
 手間が掛かるかも
 サーフェイサー必須になるしね

 ここまで2018年2月5日の工程でした
 ジャーン!キャップのパーツの複製完了
 とても上手にできました。
 1面型ですので裏側はグダグダですが
 やすりで仕上げたら宜しいですな
 こんなパーツは無いのでいろんなパーツを
 切って貼って、でっち上げたものです
 こんな風に接着しました
 穴は開いていません
 色目が違うとイライラするので
 すぐに色を塗ります
 アップで見ると余計にイライラする(笑)
 全体に黒を吹いてからOD色で…
 出来たらほっとします(笑)
 細かいパーツはいつもうれしいモノです
 画像で見かけた U.S.A QMC という
 レターも入れてみました
 画像では浮き文字(プレス)でしたが
 個人ではできませんから
 こんな感じ、ステンシルを作って
 黒っぽい色を吹いています
 キャップの周りに油汚れが見えるようです
 想像しただけでうれしい
 3本仕上げました、ヤフオク戦線に向けて
 出撃の用意!
 この成功を糧にサビサビタイプなんかや
 現地でストーブ化されたモノも作ろう
 煙突付けて、たき口作って、穴開けてね


 ここまで2018年2月7〜8日の工程でした
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