2019!奮戦!ドラゴン1/6スケール2号戦車B型
1/6スケール最後のインジェクションキットの完成を目指して、2019年改めて立ち上がりました!
本特集には一切の考証はございませず孤独なおっさんの個人的趣味工作です、ノークレームノーリターンです

第2ページを作りました ⇒ こちらからどうぞ

2013年度版や2016年度版の更新画像は、別ページにございます(未リンク)

 2019年7月、いつもより涼しい夏の日に押入れ
 に眠っていた大箱を開けました。
 ドラゴンさんの忘れ形見、1/6スケールの
 2号戦車組立キットです…とは言いましても
 アフターサービス用の残骸で、不足パーツが
 たくさんあるはずです。
 残ったパーツでどこまでできるか…挑戦開始
 です。
 まずは、1/35プラモではほとんどやらない
 パーツごとの成形です。このキットの場合は
 これは外せない工程です。
 各パーツに遠慮なく打ち込まれた突き出しピン
 の痕跡や盛大にへこんだヒケ…
 悲しいけど、手も打ちやすいので…
 ドラゴンさん…誰がこんな場所に押し出しピン を配置したの?モールドは途切れるし
 埋めにくいし…それにスプロケットに肉抜きを
 するのは絶対にダメですよ。
 まず盛ったタミヤパテだけでは絶対埋まらない し、パテもヒケて…
 手持ちのパテが少なくて、その辺にあった
 木工パテを充填してしまいました…これが
 後の行程でたいへんな事態を招きました。
 教訓…プラモつくりに木工用パテは使わない事
 硬化してもバルサ並みでボソボソになるよ。
 さて、裏側はしばらく目をつむって表側に
 スプロケットを固定するのは六角のボルト&
 ナットだろうと思います
 (取り代える必要からね。でもモールドは
 丸頭のリベットにしか見えませんよね。
 それからスプロケットの位置を微調整する
 ための予備穴がたくさん開いていますが
 キットには何もない…
 リベット頭の間隔に3個ずつ穴を開けませう
 ピンバイスは1.5mmで良いでしょう。
 そして丸頭のてっぺんから1.0mmの
 ビットで貫通穴をあけませう。
 後でここには六角ボルトヘッドを植えるので
 位置決め用です。
 さて、替えました…このボルトヘッドですが
 なかなかジャストフィットする既製品が
 見つかりませんでしたので、渋々手持ちの
 六角プラ棒を輪切りにして量産しました。
 ここでも罠がありまして、プラ棒の表面に
 切れ込みを入れて、割りますと必ずといって
 いいほど、中心近くに穴が開きます
 ですから面倒でも、いろんな面から切り込みを
 入れてすっぱりと切らないと使えません。
 陰になる形がシャープになってうれしい。
 でも完成後は履帯がかぶさるのでほとんど
 見えませんから、やらなくて良いかもね
 さらにやらなくて良いことを続けます。
 中心にあるハブキャップ?の固定用ボルト
 ここは外れないようにキャッスルナットが
 使われていて、キットでもそれがモールド
 されています。その貫通したボルトに穴を
 開けています風景です。
 すでにご承知のようにここに割ピンを再現
 するわけですな。
 0.6mmの穴に極細針金で作った割ピン風の
 パーツを差し込んで先端を開くわけです。
 これもほぼ肉眼では見えませんから
 やらなくていいんです。
 アップで撮りましたが、見えますか〜?
 写真が下手なのでブレブレで見にくいですな
 実際の作業では、老眼鏡の上にさらに
 にせもののハズキルーペみたいのを掛けて
 やりました。そして完成後には抜けると
 泣けますので、しっかりと瞬間接着剤で
 固めました。
 さらに寄ってみました。偶然ピントが
 あったのでピンの様子が分かりますね
 ウヒウヒ嬉しくなります。
 留めに裏側にも貫通したボルトとナットを
 再現しました。こちらは出来合いのパーツ
 ですので表側のボルトと大きさが違いますが
 まぁそんなことは些細なことだ。
 自白しなけりゃ誰にも気づかれまいに…
 これで起動輪はおしまい。
 さて、お次のお題は車外搭載装備品
 まず大きなスコップを見てみますと(下側ね
 スコップの首なんか、百均の子供のおもちゃ
 これではゲルマン民族に失礼なので
 もうちょっとリアルにせにゃ…
 車体にくっつける(留める)クリップもね
 そのクリップ…カスタムパーツも売っています ので『買っちゃおうかな』とも思いますが
 お金より手を動かせ…との声も聞こえますので
 それでは加工の様子…クリップのハンドル部分
 ここを削り込んで、しかも可動するかのごとく
 彫りこみます。
 いたって単純な工程ですので、このキットを
 作られる方は、ココだけはやりましょう。
 新品のデザインナイフの歯と細いやすりでOK
 クリップをカスタムパーツに置き換えるなら
 スコップの柄は木製に替えないと釣り合いが
 取れませんよ
 さて、別アングルから見ますとクリップの
 ハンドルの回転軸も薄っすらとモールドを
 彫ったのが分かりますでしょ
 もっとやるなら、少し大きめの穴を開けて
 ピンを差し込めば、もっとリアルですね
 今後やるかもしれません
 スコップの掘るところ、これも子供の
 砂場スコップみたいなので(画像上)
 もちょっとリアルにしようと削っていきました
 少しはましになりましたでしょ
 一緒に削っちゃったリベットのアタマは
 このあとで復刻しますから大丈夫ですよ
 柄の部分を木材に替えようかとも思いましたが
 せっかくクリップ部分を削ったので
 たぶん、このままいくと思います。
 7/21にリターンローラー(上部転輪)を見た時
 やっぱり、肉抜いてるのね…
 ドラゴンさん、素直にモナカにしといてよ…
 もう聞いてはくれませんので埋めます。
 スイングアームと一緒でパテでは費用も
 掛かるし、プラが溶けちゃいそうなので
 3Dプリントのお世話になります。
 ちゃちゃ〜っとドーナツ状のデータを作り
 現物合わせで修正〜修正してゴム部分との
 境目も作って色塗りに便利なようにしました
 私の機械は調整が悪いのかどうもけばけばして
 しまいます。私はおおらかなので、こんなこと はクヨクヨせず、チカラワザで何とかなります
 溶剤で溶かすんですな〜
 形だけ残ったらOKの内子ですから
 1個プリントに33分×8個
 これをチカラワザでキットのパーツに
 押し込みます。設計がキチキチでした。
 しかも外周にはスキがあるし。
 でも全然OK!パテで埋めるし、ヤスるしね
 これで裏から見てもOKです。
 ゴム部分も塗り分けられるし。
 あ〜しつこい。この写真は今後削除される
 でしょう…
 さて、表側…ゴムのメーカーロゴですが
 CONTINENTAL…の最後がUとなっています。
 最後がう〜ってなに?
 どうやら大人の事情で『そのまま』では
 使いにくいのでしょう。
 個人で使うので構わないでしょう…っと
 Uの右側のタテ線を削ってLにします。
 これは下部の大きな転輪も同様ですな
 話は前後しますが、サスペンションwith
 スイングアーム一体成型のパーツ…
 盛大に肉抜きされてますな。
 本来こんなビッグスケールならサスペンション は可動加工ができるようにしておいて
 ほしかったですよね。私もできるだけ簡単に
 可動させたかったので、あれこれ考えましたが
 すべて却下…となり、スッパリと
 あきらめました。ラジコン積まないし…
 でも車体下部からチラッと見える肉抜き部分
 ここだけは何とかせにゃ…
 そこで、穴埋め上げ底かさましパーツを
 3Dプリントで作りました。寸法も測らず
 パソコンモニターに現物のキットパーツを
 貼り付けて、ざっくりと造形…何度か修正して
 やっとはまるパーツができました。
 転輪パーツ10個分、1個44分×10個
 内部はスカスカ
 
 きっちきちですけどはまる。各部に空いた
 隙間にタミヤパテを充填して24時間以上
 放置しました。やることはヤマほどあります
 ので24時間なんぞあっという間です。
 その間には日々の仕事をしたり、善行をしたり
 寝たり、食ったり…
 ハイ、固まったのでやすりで削って磨きます
 きれいな表面ができたら、サーフェイサーを  吹いて、クレオスのジャーマングレーを
 吹き付けます。
 動かさないけど回転軸にマスキングテープを
 巻いておくのは『サガ』ですかね?
 おなじみの真っ黒なクレオスの
 Mr.ジャーマングレー…悪口ではありませんよ
 この後、タミヤのジャーマングレーを
 塗りますし汚しなどもしますから…
 やったことの証し…車体底面からのぞく
 スイングアームが鉄のカタマリか、プラモの
 パーツか?っという違いです。
 きっとこの戦車が完成しても、誰も気にも
 しない工程ですな…墓場まで持っていきます。
 さて、また時間は巻き戻りますが、最初に
 なぶったのは、このパーツ…牽引ピンドル?
 チェーンを付けたかったのです。
 そして苦手なエポパテでの溶接ライン追加
 あ〜手がべたべたになる〜。
 溶接が仕事の息子によりますと、こんな太い
 ビード(溶接ライン)にはならないよ…
 とのことですが、インスタ映えならぬ模型映え
 だと、こんこんと説明して…逃げる。
 ハイ、Mr.ジャーマングレーを塗ったら
 見事に目立たなくなるでしょ
 〜と言うか、ほぼ見えない…
 何度も言いますが、残り少ない貴重な
 人生の時間をこんなことにすり減らしていて
 良いのでしょうか?
 良いんです!我が身が滅んでも、この模型は
 長く生き延びるでしょう…プラだから…
 いや、地球環境に悪いただのプラスチックごみ
 となってしまうだけかも
 さて、日によってムラがある我が人生ですが
 『なんか今日はエポパテが使えそう…』という
 日があるんです。皆さんもそうでしょう…ね
 そんな日には、できるだけたくさん溶接ライン
 を付けていきましょう。
 でもこのヒンジなんか、リベットで留めてる
 から溶接なんかしないよね
 否!」模型映えだ!
 もうあっちもこっちも溶接ラインだらけ
 今はパテの色との違いで気味悪いですが
 色を塗れば落ち着きますし、かえって
 アクセントになって良くなるでしょう。
 溶接ラインをやってますと、近くにある
 ボルトのヘッドみたいなのが気になります
 このモールド…よく見ますと断面が丸いんです
 こんなボルトヘッド、締めたり緩めたり
 できません…
 六角形にしたい…サイズの合うものが
 まだ見つかりません…今後の課題として
 残しますが、気になる〜
 色塗りのついでにボッシュ管制灯…この
 パーツも盛大にヒケていて、埋めてから
 塗りました・・・ボッシュのロゴも
 付けたかったなぁ
 2019/07/24 更新
 フェンダーですな。資料にと購入したタミヤ
 1/35MMのパーツを見ますと、どうもリベット
 状のモールドがあります。フェンダー本体と
 表面に貼られたすべり止めの板は別パーツの
 ようでそれらをリベット接合しているようです
 そこでそのリベット頭を再現しようと…
 ざっくりと目印をつけまして
 使ったリベットパーツが背が高いと感じたので
 いったん、取り付け位置を3mmのドリルで
 さらっとさらいまして、一段へこんだ位置に
 リベット頭を接着。するとリベットを打った
 時に周りの鉄板も引き込まれてへこんだ風に
 なりましたので『これ幸い』となりました。
 コリコリ…と80か所くらい頭を埋め込みました
 何もなかった時と比べて、ビッグスケールに
 見合うディテールが追加できたと思います
 リベットを追加したことで、新たに気になった のは、滑り止め板とフェンダー自体が一体に
 に見えちゃうこと…
 ここは前にも気になっていて、手を加えた
 思い出があります。
 その時は滑り止め板が少しフェンダーから横へ 少しはみ出すように加工しましたがタミヤの
 MMの箱絵を見ると滑り止め板の方が少し
 横幅が狭いように見えましたので、その加工を しようかと思います。 
 フェンダー外側の外周から0.5mm〜1mmほど のところに一段落ちるラインを作ります
 カッターでラインを引いてから小型のノミで
 彫りこみます。手を切りそうで怖いので
 慎重のうえにも慎重にね。
 横から見た時に段が見えてたら成功ですけど
 理解されるかどうかは、わかりませんね。
 一か所に集中できないのは、もう仕方ない…
 どんな兵隊さんを乗せようかな〜とパーツを
 アレコレ探してきて、ベレーの徽章類が
 失われていますので、これも探し回ります。
 ヘッドとヘッドギアが決まれば、もうできたも 同じ…戦車兵黒服は一度優しく洗って陰干し
 して乾き始めた頃に、リアルになるように
 しわを付けていきますよ。
 2019/07/27 更新
 フェンダーステーを仮に置いてみたところ
 車体とフィットしません。これは同社の完成品
 を見て気が付いたんです。キットでも改修
 されなかったようで残念です。しかも
 フェンダーパーツ自体がひずんでいて、さらに
 具合が悪いですね。さて車体側とのギャップを どう埋める?最善の方法はステーの角から下を
 延長すること…しかし切断〜プラ板挟み〜成形
 は気難しそう…なので、ココは安易にステーの
 車体接着部の厚みを増す…プラ板を貼るだけ
 ですから、ちょ〜簡単。決定〜
 隙間は1mmから1.5mmくらいのナナメ
 ナナメにするのも邪魔くさいから
 1.2mmのプラ板を貼っておしまいにして
 あとはチカラワザで接着することにします。
 ちゃちゃ〜と貼りました。この程度なら接着と パテで何とでもなりましょう。
 ステーの穴ぼこは元のモールドがあったところ
 丸リベット風だったので、取り代えます。
 そのための位置決めの穴です
 また六角プラ棒を輪切りにして貼りました。
 カッチョいい!
 六角プラ棒を輪切りにすると、どんな几帳面な 人でも、わずかな誤差は出来ますから
 接着後に全体をやすって揃えましょう。
 こういうことをしていますと、パーツを
 ひとつづつ手作りしているように感じますな 
 またまた脱線しまして、戦車兵…
 組むのは簡単ですが、いろんなメーカー品を
 ごちゃ混ぜなので、パイピングの色がまちまち
 兵科色はローズピンクなのですが、ずばりの
 プラカラーは無い。ですから近似色ということ で選んだのが、ガイアの『名鉄スカーレット』
 という鉄道模型カラー…
 ちぃっと赤っぽくて砲兵みたいですけど
 これ以上ピンクに寄せると子供っぽくなるんで

 色をなぶっていますと、部品にも色を塗りたく なります。ちょっと塗ってみようかな?
 2019/07/28 更新
 車体後部の構造物、資料模型によりますと
 ここもナナメの部分で溶接されているようです ですからここにも、溶接ラインを再現します。
 パテは今日はイヤなので、簡単なヒートペンで
 ナナメのラインをムギュ〜と押しつぶす感じで
 やってみよう。
 はい、できました。ちょっと押し付けすぎて
 ラインがへこんでしまいましたが
 ディテールは増えましたので、これで良し。
 色を塗って、このラインにハイライトを
 入れたら、きっと良さげになりましょう。
 いつものことながら、ヒートペンを取り出すと
 できるだけ使っちゃおう…ということで
 鉄板を溶断した痕も再現します。
 これは最終減速機カバー?と言うのかな?
 この分厚い鉄板は溶断したに違いない…
 ですから、ここにトーチで炙った痕跡を 
 ヒートペンのカッター型の歯に差し替えて
 刻んでいきます
 やり始めるとまぁるいふくらみ部分…ここは
 きっと鋳造したんだろうと思いまして
 この後ででもパテをポンポン叩いて
 鋳造肌の表現を加えようと思い付きました
 はい、刻みが入りました。この後で全体的に
 スポンジヤスリで尖ったディテールを
 落ち着かせて、出来上がりとします
 こうやってパーツ1個1個をアセンブリーに
 していきますと、まるでドイツ国内の
 戦車工場のようです。
 ゲルマンのアルバイトも一所懸命に
 作ったんでしょうなぁ…
 今度の戦争では、絶対に英仏にぎゃふんと
 言わせようとね。

 まだまだ部品つくりは続きますよ〜
 2019/07/31 更新
 フェンダー後部、泥除けを可動式にしました
 その可動ばねを付けようと思うんですが
 車体側の着地点が分からないんです。
 どなたかご存知でしたらお聞かせください
 車体後部パーツの後ろの方、断面が丸の
 モールドではダメなので六角ボルトヘッドに
 植え替えます。位置取りのためモールドに
 穴をあけておきます。
 ついでに小さなハッチが別パーツでしたので
 開閉するようにヒンジにピンを通します
 中はカラッポなので、まったく意味はないです
 けど、大スケールだから…
 同じパーツの裏側、ボルトが貫通している
 ように見せるために、肉抜きされている部分を
 埋めます(1mmと2mm厚のプラバンで
 丁度でした)そしてすき間をパテで埋めて
 ヤスリ成形…そして六角ボルトヘッドを
 色を塗るのが楽しみです
 同じパーツの横側、空気取り入れ口かな?
 ここに異物混入防止のため真鍮線でガードを
 めちゃカンタン。
 その下の変形しているパーツにも同じように
 六角ボルトヘッドを植えるために位置を
 示しておきます
 ほんとにたくさん六角ボルトヘッドが必要
 何か良いパーツは無いのかな?
 もう遅いけど
 部品ができると色を塗ってみたくなりますよね
 我慢するのは良くないのででき次第に塗ります
 最後にバランスがとれるかどうかは不明ですが
 精神衛生上は宜しいかと思います
 Mr.ジャーマングレーとメタルブラックで
 こちらの上部転輪はまだMr.ジャーマングレー
 塗っただけ、ゴム部の塗り分けを筆でやるか?
 マスキングしてエアブラシか?まだ迷っている
 ところなんです。
 裏側の肉抜き部分もきれいに埋まり嬉しい
 何とか可動にしたい…誘惑にかられます
 2019/08/01 更新
 溶断パターンを刻んだ最終減速機カバーです
 先述のようにこのパーツは鋳造パーツだろう…
 という推察に基づきまして、表面の加工を
 施します…と言いましても、タミヤパテを
 古い筆でトントンと叩くだけですから簡単
 1/35ならこの後、表面の凹凸をならすような
 加工もしますが、大スケールですし
 ほぼ目立たないパーツですので
 このままの姿の方が良いようです

 加工後の表面ですが、サーフェイサー+塗装
 では、せっかくの加工モールドが消えちゃい
 ますので、サーフェイサーは抜きにして
 塗装することとします。
 起動輪の可動を実現してから色を塗ります。
 このパーツには、よくある製造番号などを
 埋め込めば、より面白いでしょう。
 考証もしていませんし目立たないのでオミット
 上のピカピカのキット状態と比べると
 良い感じになりました。
 こ…これは…雰囲気からすると…もしかして
 ジャッキ台???あまりにも悲しいパーツでは
 無いでしょうか…
 いったいドラゴンさんは何を見て、立体化
 したのでしょうか?
 あまりにもひどいのでチェンジしたい。
 ゴソゴソと在庫の箱を探ると・・・
 出ました、レジン製のカスタムパーツ
 これに替えたらいいじゃん…しかし
 このパーツは高かった。商品にすることにして
 同じようなモノを手作りにて…やって見よ〜
 まずは本体の木部は実物の木で作ろう
 それから飾りパーツはプラ板などでチャチャ〜
 と作りましょう
 それにしてもよくできたパーツです
 木部にはジャッキが食い込んだような凹みまで
 さらに留め具には片蝶ネジみたいなものまで
 一発で抜かれています
 これを完コピは難しそうだな…
 この取っ手はもちろん金属線で可動式に
 せねば、世間様は許してくれまい(笑)
 木材は切ったぞ、あとは表面仕上げと
 周りを取り巻くパーツ類をひとつずつ
 プラ板などで作っていきまする
 2019/08/02 更新
 あっちこっち手を付けています
 これはマフラーの排気口です。
 下がキットのパーツで上が改修したものです。
 キットのパーツの開口部をピンバイスで
 穴をたくさん開けて、ナイフやルーターで
 ぐりぐり掘っていくんです。
 やり始めると楽しいですが、やりすぎると
 開口部のふちまで削ってしまうので
 ほどほどに
 これは斧ですな。上のキッパーツですと
 やっぱり子供のおもちゃ…
 斧は叩き割ったり、ハンマーみたいにも
 使いますので、鉄部はすぐにボコボコに
 なるだろうとルーターで削ります。
 そして柄のヒケを埋めて、もっと断面が
 丸っこくなるようにしました
 斧の鉄の部分クローズアップ
 モノを叩いたりしたら、こうなっちゃうよね…
 という説得力が出たでしょうか?
 さらに柄に木目をケガいて色を塗るのが
 楽しみです。
 そのほかの工具も表面の金属のうねりなどを
 再現するべく、1個ずつパーツを改修しますよ 消火器に貼るラベルの図面(画像)が欲しいな
 2019/08/03 更新
 車体上面に7個付いています、吊り下げフック
 これにも、さもねじ止めしたような
 ディテールを入れました。市販の
 マイナスモールドパーツを埋め込んだだけ
 ですが、良きアクセントになるかと…
 この周囲にものちほど溶接ラインを付けます
 さて、車体の箱組のための溶接跡を付けます
 平面のA面と垂直面のB面が45度で
 組み合わさって出来たC面で溶接されています
 ヒートペンでムギュ〜むぎゅ〜っと
 押していくだけですが、必ずA面やB面にも
 はみ出しますので、そこはナイフでさらって
 全体をスポンジヤスリでこすって
 落ち着かせます
 車体上面の三角形の跳弾防止板にも
 溶接ラインを入れます
 溶接ラインが増えてくると、この後の
 塗装が楽しみになってきます。
 大スケールですのでガンガンやれるのも
 楽しいです。
 この作業は、このモデルの完成品を
 お持ちの方にも、ぜひやって頂きたいです。
 塗装の修正は必要になりますが
 一気にディテールが増えて良い雰囲気に
 なると思いますよ。
 2019/08/04 更新
 これは転輪のサスペンションがこれ以上に
 動かないようにするパーツのようです。
 バーにはゴムパッドが貼ってあるような
 気がします。
 このゴムを固定交換する為には、何かで
 固定しているんじゃないかと想像しまして
 六角ボルトヘッドを取り付けました。
 考証はしていませんがディテールが増えて
 面白いでしょ
 右端がキットそのままです
 2019/08/05 更新
 車体後部のハッチのモールド…これは
 たぶん取っ手なのだろうと思いますので
 手がひっから無いので加工しないと…
 L型にしようと思い立ち、プラ棒H型を
 削ってL型にしてくっつけます
 こんな感じにしました。これで指が
 引っかかります(笑)
 写真が下手なので、うまく見えますかな?
 溶接跡のモールドが全体に入りました。
 ここで気になったのは、次に取り付ける
 バイザーのパーツ…これは鋳造なんじゃないか
 そう思うんですけど確証はない
 模型映え優先で、鋳造ふうにしようかな?
 こんなに変わったよ〜と全体を撮りましたが
 小さくて『みえな〜い』ですね
 これに暗い色を塗ったら、余計に分からない
 かも?
 後部も同じく…ですね。
 本当はすごく変わったんですよ(笑)
 色を塗りたい・・・
 
 2019/08/06 更新
 消火器…ラベル(銘板)が貼りたくて
 試作してみました(ベルトが邪魔)
 大きさとか天地とか、あってるのかな?
 ちなみにこのパーツ、バナナ状に反ってます
 ワイヤーカッターの色分けの考察
 木部(あるいはベークライト)部分の色分けが
 分かりません。
 このあとインターネットで実物の画像を
 探し回ります(笑)
 追記:画像たくさんありました(笑)
 ハンドル部分は全部(前後のふくらみも)
 ベークライト製だと判明しました
 しまった…木目入れちゃった…
 最終減速機カバーに溶接ラインを付けました
 鋳造肌・溶断痕とディテールのてんこ盛り
 ハウツービルドII号戦車…なる本でも出そうか
 2〜3冊くらいなら売れるかもね(笑)
 これは車体前面の下側、ちょうど上の
 減速機カバーの車体側になるところ
 ここにも溶接ラインを入れて嬉しがっています
 色を塗ってドライブラシしたら、きっと良き
 アイキャッチとなりそうです

 そろそろページを替えないと、見にくそう。
第2ページを作りました  
こちらからどうぞ